2009年04月04日

台湾政府のLED 照明産業に対する取り組み

台湾政府のLED 産業に対する取り組みについては、行政院の「2015 経済発展ビジョン第一段階の三年衝刺計画(スパート計画)」中の「産業発展方案」の中で、LED 産業をグリーン産業(Green Industry)の1つと位置づけ重要視している。

台湾経済部は、2008年から4年間で20億台湾元を投じて企業の研究開発(R&D)を支援するほか、台湾全土の信号機を2010年内に全てLEDに切り替える計画である。経済部では2015年に台湾製LEDの世界シェア23%を目指すとしている。経済部は、工業技術研究院(工研院)や関連メーカ、大学などと協力しLED産業の発展戦略を推進している。
台湾のLED産業はサプライチェーンが整っており、特に川上の光源部分の生産量は世界一である。2006年におけるLED照明光電産業の生産額は210億元(約600億円程度)で、世界シェアは10%だった。今後は各種支援策を用い、また川上〜下産業の努力を重ね、2010年には生産額930億元(世界シェア14%)、15年には5,400億元(同23%)を目指していく。今後の欧州連合(EU)や豪州での白熱灯の使用を全面的に禁止する動きが、台湾のLED産業にとって追い風となると経済部ではみている。

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調査概要

数年後の世界市場が10兆円市場とも言われる照明分野を目指して、白色LEDデバイスなどの次世代照明デバイスが日々技術革新される中、本分野においてその製品開発企業の動向と戦略を知るための調査を行い、本調査レポート『LED照明製品とその製品開発・製品戦略の現状と予測2009』を2009年5月に発刊いたします。

調査報告書の概要

このレポートはLED照明デバイス・照明器具の研究開発・設計・商品化・製造・計測・市場開発に必要な主要メーカの開発動向を、国内外での調査と国内出願の特許マップ分析(参考図参照)によって得た最前線情報に基づき、以下の内容をまとめたものです。

・照明機器製品・市場・環境対応の動向と展望
・LED照明製品の関連技術の開発動向
・おもな製造メーカの開発動向

本レポートは、LED照明デバイスメーカー・材料メーカ・装置メーカや照明器具メーカが製品・開発戦略を立案し、国内外企業と協業・競争してゆく上での、有益な情報にもなると考えます。

目次

報告書内容概要
第1章 照明アプリケーションと市場規模推移予測
1-1.照明製品の動向と展望
 1-1-1 温暖化防止に寄与するようなエネルギー需給構造への転換のための施策
 1-1-2 店舗照明・冷蔵庫内照明・建造物の装飾・駐車場・道路照明・車載機器などへの白色LED照明のアプリケーション動向
 1-1-3 白色LED照明・太陽電池・バッテリーと組み合わせの動向
 1-1-4 白色LEDの性能と課題
 1-1-5 白色LED照明機器の熱管理とエネルギー効率
 1-1-6 LED照明機器メーカの動向
 1-1-7 LEDバックライト動向
1-2.照明機器市場の動向と展望
 1-2-1 照明機器全体の市場規模予測
 1-2-2 照明用途の白色LED照明製品の市場規模予測
第2章 環境問題に対応した照明製品の動向と展望
2-1.省エネルギー・温暖化ガス削減に対する照明製品・市場の動向と展望
 2-1-1 エネルギー需要
 2-1-2 温室効果ガスを削減させるための照明製品に関する政策動向
2-2.水銀汚染の実態と照明製品市場への影響
 2-2-1 食用魚類の水銀汚染の実態と危険性
 2-2-2 人間への汚染の状態と健康リスク
 2-2-3 水銀規制に関する欧州のRoHS 指令の今後の動向
2-3. LED照明の安全性
第3章 高輝度LED向け基板・半導体の開発動向
第4章 高輝度LED向け蛍光材料・製造技術の開発動向
第5章 高輝度LEDの実装・パッケージ・デバイスマクロ・放熱技術の開発動向
第6章 白色LED照明機器の光学設計・波長・放熱技術の開発動向
第7章 LEDヘッドライト・バックライト・広告サイン・屋外灯などのアプリケーション・システム技術の開発動向

参考資料1: 特許公開広報解析システムXLUSの概要説明
参考資料2: 主要な海外のLED照明機器・材料メーカの戦略と動向

「LED照明製品とその製品開発・製品戦略の現状と予測2009」先行予約はこちら

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以下の内容などの、調査・コンサルティング業務を請け負っております。
ご興味があります場合は、お気軽に下記までお問い合わせ下さい。

・一般照明と白色LED、有機EL照明の市場規模推移予測
・照明器具の製品種類別の市場動向と課題
・環境問題への対応動向
・省エネと水銀レスの関する市場のトレンド
・開発コンソーシアム動向と各国政府支援状況
・LED照明の品質問題と安全性について
・主たる照明器具メーカ・製品・開発の動向

調査・コンサルティングのお問い合わせ窓口
posted by 照明情報ブログ at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界の有機EL照明製品の開発投資動向

照明用途として高発光効率を得るための有機物のリン光材料はすでに赤色と緑色が実用レベルに達しており、赤色材料を採用したOLEDパネルも登場している。緑色材料もモバイル機器の低消費電力のニーズに対応するため、注目度が増している。

次世代の照明としての有機EL照明の開発プロジェクトが欧州や米国政府の助成金を得て進行している。EUからは年間に930万ユーロ、ドイツ連邦教育研究省からは年間に2000万ユーロ、オランダ政府やベルギー政府からも助成金が出ている。米国でも、エネルギー省が年間1000万ドル以上を支出し、米商務省の米国標準技術研究所からも年間200万ドル以上が支出されている。有機EL照明では現在は材料コストが高いという課題はあるが、性能面では実用レベルに達しつつあり、数年後には市場が大きく成長するという予測されている。

企業での有機EL照明の開発状況であるが、米国ではユニバーサルディスプレイ(Universal Display Corporation、ニュージャージー州)が、2015年までに150lm/W商業用OLED光源を達成するという米国エネルギー省(DOE)の目標計画に沿った開発を進めている。ユニバーサルディスプレイの開発は極めて順調であり、2015年より3年程度は早く、この150lm/Wの発光効率の目標を達成できそうであると考えられている。2008年8月には、コニカミノルタホールディングスも、ユニバーサルディスプレイとOLED光源のリン光発光技術のライセンス契約を締結した。この契約により、コニカミノルタは有機EL照明の開発を加速化している。2007年12月には、出光興産もOLED材料の開発でユニバーサルディスプレイとの協業範囲を拡大すると発表している。出光が販売している「蛍光」タイプ材料に比べ発光効率が4倍と高い「リン光」タイプの開発を加速する目的である。一方、ユニバーサルディスプレイは有機ELディスプレイの開発も行っており、ソニーとも、高発光効率の有機ELディスプレイを共同で開発している。米国ではGEが、欧州ではフィリップス、オスラム、Novaledなどが政府系の補助金など得ながら開発を行っている。

日本においても官民の開発プロジェクトとして、NEDOのプログラムの一環として、平成19年度からパナソニック電工・出光興産・タツモなど3社が参加している「有機発光機構を用いた高効率照明技術の開発」や、NECライティング・財団法人山形県産業技術振興機構有機エレクトロニクス研究所・山形大学を中心に行っている有機EL照明開発プロジェクトがある。文部科学省も有機EL照明開発の支援を行っている。

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セミナーのご案内

次世代LED照明 その技術開発の現状と展望
〜進化する白色LED照明技術と製品展開について〜


日 時:2009年5月11日(月) 10:00−17:00
会 場:総評会館 201会議室 
    50名様先着順受付
企画・主催:グローバルネット株式会社

内容の詳細と申し込みは下記です。

http://gncnet.jp/semi20090511/index.html
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有機EL照明機器の標準化の世界動向

有機EL照明機器の標準化の世界動向

有機EL照明機器の標準化に先立って、米国ではLED照明機器の標準化やEnergy Star照明機器認定プログラムの策定が行われている。米国ではIESNA LM-80、IESNA LM-79、ANSI C78.377などの試験標準がほぼ決定し、世界標準の先駆けとなっている模様である。これらの試験標準については、以下の内容である。IESNA LM規格は北米照明学会(Illuminating Engineering Society of North America、IESNA) がScientists at the National Institute of Standards and Technology (NIST)と協力して定めた、照明の計測と計算方法に関する基準である。白色固体照明機器や照明モジュールは機器全体の熱管理機能と照明能力が密接に関連しており、このような新しい測定基準が必要である。
・ANSI C78.377 白色固体照明の色温度(CCT)の範囲を規定して、消費者に判断し易くする。
・IESNA LM-79 白色固体照明機器や照明モジュールの電気的と光学的な計測手法。全光束、消費電力、発光効率、色温度などの計測。
・IESNA LM-80 白色固体照明素子やモジュールの寿命テスト。
ANSI C78.377は7段階の色温度(CCT)の範囲を規定している。

この範囲の大きさ中でも、人に目では照明の色の差が識別できるので、さらにこの範囲を10分の1程度の広さに限定すべきとの議論が米国内にある。LED照明では技術的にも経済的にも実現できているので、今後はANSI C78.377はさらに細分化した色温度の範囲になる可能性がある。しかし、現状では欧米の開発はこのANSI C78.377を用いて目標を決めている。

IESNA LM-79については、同じ基準でOLED照明の全光束、消費電力、発光効率、色温度などの計測が行なわれる可能性が高い。しかし、寿命についてはIESNA LM-80の規定、すなわち照度が70%ダウンした時点を照明機器の寿命としている規定が、そのままOLED照明の寿命として採用されるかは不明である。現在はOLED照明の寿命は、開発段階であるために、輝度が半減した時期を言うことが一般的である。

セミナーのご案内

次世代LED照明 その技術開発の現状と展望
〜進化する白色LED照明技術と製品展開について〜


日 時:2009年5月11日(月) 10:00−17:00
会 場:総評会館 201会議室 
    50名様先着順受付
企画・主催:グローバルネット株式会社

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日本の有機EL照明製品の市場規模予測と製品動向

Lumiotecは、2014年かそれ以前に5000億円ある国内の照明市場の20%に相当する1000億の市場を有機ELパネルで作り出す計画という。当社の予測としては、2012年の日本の照明機器のは市場は7600億円であり、有機ELパネルによる照明機器市場は3.2%の242億円と予想する。有機ELパネルは純粋な照明以外のサインやインテリア照明・広告照明などにも使用されると考えると、Lumiotec が発表した2014年に1000億円の有機ELパネルを作り出す計画も、十分に実現可能な予測と言える。フレキシブルな樹脂基板を用いた白色有機EL製品の市場も、照明以外のサインやインテリア照明・広告照明などを含めると、2014年での国内市場は500億円程度と予測する。

製品動向としては、東北デバイスが既に携帯電話機の液晶バックライト用途で生産・販売を行っているが、同社はさらに住宅用の照明や放送機器など携帯電話以外にも用途を拡大ゆく模様である。今後に、有機ELパネルに参入する日本企業の市場ターゲットは、室内の天井や壁面に取り付けるインテリア照明、太陽光も導入できる窓に組み込んだ照明、照明装置でかつ地震速報など緊急放送も伝えることのできる音の出る装置、広告や公共表示板のバックライト、などである。

さらに、国内で2009年に製品化が見込まれるフレキシブルな曲げられる樹脂基板を用いた白色有機EL製品のアプリケーションとしては、 卓上照明、 室内インテリア照明、 自動車・飛行機・新幹線内などの照明、文字などの可変表示の機能を付加した発光ポスターやPOPの情報表示端末、電光掲示板、などである。

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2008年12月16日

セミナーのご案内 世界の次世代照明 その技術と市場の現在と今後


 数年後の世界市場が10兆円ともいわれる照明分野を目指して、白色LEDや有機EL等の次世代新照明デバイスが日々開発・商品化されている。これには、CO2排出削減・水銀汚染削減等の環境改善目的の要因も大きく、エコで省エネルギーな次世代照明技術は熱い視線の的となっている。
 本セミナーでは、日本で基準の確立に遅れが見られる固体照明機器計測の分野から、欧州の光計測器メーカの代表より講演をお届けすると共に、LEDおよび有機EL照明の技術動向と商品化の展望、次世代照明機器開発を巡る欧米主要国の現状、照明ビジネスと投資動向に至るまで、「次世代照明の現在と今後が世界的視野で分かる講演」をお届けする。


日 時:2009年2月9日(月) 9:30−17:00
会 場:アルカディア市ヶ谷
企画・主催:グローバルネット株式会社

--プログラム--


各プログラム時間には質疑応答を含みます。

<プログラム1>(9:30−10:20)
「環境・エネルギー問題と今後の照明」
講師: 植月 唯夫 氏
津山工業高等専門学校 電気電子工学科 教授

・日本国内での電力供給と温室効果(CO2)ガス
・現在の日本の照明用光源システムと、環境問題への関わり
・固体照明技術の現状と動向・照明分野での海外との関わり(RoHSやLM79など照明計測標準・環境規制分野)

<プログラム2>(10:20−11:35)
「LED照明機器の性能評価の標準化と動向」(仮題)
講師: アンドラーシュ・ポピー氏(Dr.Andras Poppe)
メンター・グラフィックス社での欧州光計測器部門の製品とマーケティング責任者 EU研究開発プロジェクトINFOTERM、TERALED、NANOPACKに開発責任者として参加

・LED照明機器の課題
・LEDデバイスの冷却と光学特性の計測技術と熱計算シミュレーション
・欧米での計測に関する標準化の最新動向

<プログラム3>(11:35−12:25)
「LED照明/有機EL照明の技術開発と事業化の展望」(仮題)
講師: 下地 規之 氏
ローム株式会社 研究開発本部 ディスプレイ研究開発センター センター長

 世界市場10兆円ともいわれる将来の巨大な照明市場を目指し、環境・省エネルギーの観点からロームにおけるLED照明の事業化状況と、有機EL照明の技術開発・量産に向けた動きについて紹介する。
 有機EL照明は、蛍光灯やLED照明の様な点光源デバイスではなく、今までにない面光源としての特徴の他、高演色性やフレキシブルな曲面での発光の可能性を持つまったく新しい光源として期待される。有機EL照明が抱える課題は、画面を直視するディスプレイとは異なり、要求される発光輝度が格段に高く、寿命との両立が難しいという点にある。開発した有機EL照明は、5000cd/m2の発光輝度で6000時間の輝度半減寿命を有し、将来的に10000時間以上を達成する見込みである

  -昼食休憩-

<プログラム4>(13:25−14:35)
「LED照明・有機EL照明の米国における産業振興策と標準化」
講師: 服部 寿 氏
株式会社マルチタスク・カンパニー シニアパートナー

・LED照明・有機EL照明の世界の市場規模予測
・米国での温暖化と水銀に関係した環境問題への取り組み
・LED照明・有機EL照明分野での米国政府の開発振興策
・固体照明の標準化と市場導入動向
・米国の企業の動向

<プログラム5>(14:50−16:00)
「LED照明・有機EL照明の欧州における産業振興策と標準化・規制」
講師: 福田 達 氏
株式会社マルチタスク・カンパニー シニアパートナー

・欧州での温暖化と水銀に関係した環境問題への取り組み
・有機EL照明分野でのEUと欧州各国政府の開発振興策
・欧州の企業の動向

<プログラム6>(16:00−17:00)
「環境問題とエレクトロニクス市場」
講師: 金澤 洋平 氏
日興シティグループ証券株式会社 調査本部・株式調査部 ディレクター

・ポスト京都議定書の枠組み作りが始まる中、環境産業がエレクトロニクス市場に与える影響の考察
・特に主要エレクトロニクス部品の事業戦略を中心に分析


【詳細情報】  セミナーの詳細・申し込み---グローバルネット株式会社
 お電話でのお問い合わせ 03−5117−2225
 メールでのお問い合わせ info@global-net.co.jp
posted by 照明情報ブログ at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 求人・人材紹介・転職関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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