数年後の世界市場が10兆円ともいわれる照明分野を目指して、白色LEDや有機EL等の次世代新照明デバイスが日々開発・商品化されている。これには、CO2排出削減・水銀汚染削減等の環境改善目的の要因も大きく、エコで省エネルギーな次世代照明技術は熱い視線の的となっている。
本セミナーでは、日本で基準の確立に遅れが見られる固体照明機器計測の分野から、欧州の光計測器メーカの代表より講演をお届けすると共に、LEDおよび有機EL照明の技術動向と商品化の展望、次世代照明機器開発を巡る欧米主要国の現状、照明ビジネスと投資動向に至るまで、「次世代照明の現在と今後が世界的視野で分かる講演」をお届けする。
日 時:2009年2月9日(月) 9:30−17:00
会 場:アルカディア市ヶ谷
企画・主催:グローバルネット株式会社
--プログラム--
各プログラム時間には質疑応答を含みます。
<プログラム1>(9:30−10:20)
「環境・エネルギー問題と今後の照明」
講師: 植月 唯夫 氏
津山工業高等専門学校 電気電子工学科 教授
・日本国内での電力供給と温室効果(CO2)ガス
・現在の日本の照明用光源システムと、環境問題への関わり
・固体照明技術の現状と動向・照明分野での海外との関わり(RoHSやLM79など照明計測標準・環境規制分野)
<プログラム2>(10:20−11:35)
「LED照明機器の性能評価の標準化と動向」(仮題)
講師: アンドラーシュ・ポピー氏(Dr.Andras Poppe)
メンター・グラフィックス社での欧州光計測器部門の製品とマーケティング責任者 EU研究開発プロジェクトINFOTERM、TERALED、NANOPACKに開発責任者として参加
・LED照明機器の課題
・LEDデバイスの冷却と光学特性の計測技術と熱計算シミュレーション
・欧米での計測に関する標準化の最新動向
<プログラム3>(11:35−12:25)
「LED照明/有機EL照明の技術開発と事業化の展望」(仮題)
講師: 下地 規之 氏
ローム株式会社 研究開発本部 ディスプレイ研究開発センター センター長
世界市場10兆円ともいわれる将来の巨大な照明市場を目指し、環境・省エネルギーの観点からロームにおけるLED照明の事業化状況と、有機EL照明の技術開発・量産に向けた動きについて紹介する。
有機EL照明は、蛍光灯やLED照明の様な点光源デバイスではなく、今までにない面光源としての特徴の他、高演色性やフレキシブルな曲面での発光の可能性を持つまったく新しい光源として期待される。有機EL照明が抱える課題は、画面を直視するディスプレイとは異なり、要求される発光輝度が格段に高く、寿命との両立が難しいという点にある。開発した有機EL照明は、5000cd/m2の発光輝度で6000時間の輝度半減寿命を有し、将来的に10000時間以上を達成する見込みである
-昼食休憩-
<プログラム4>(13:25−14:35)
「LED照明・有機EL照明の米国における産業振興策と標準化」
講師: 服部 寿 氏
株式会社マルチタスク・カンパニー シニアパートナー
・LED照明・有機EL照明の世界の市場規模予測
・米国での温暖化と水銀に関係した環境問題への取り組み
・LED照明・有機EL照明分野での米国政府の開発振興策
・固体照明の標準化と市場導入動向
・米国の企業の動向
<プログラム5>(14:50−16:00)
「LED照明・有機EL照明の欧州における産業振興策と標準化・規制」
講師: 福田 達 氏
株式会社マルチタスク・カンパニー シニアパートナー
・欧州での温暖化と水銀に関係した環境問題への取り組み
・有機EL照明分野でのEUと欧州各国政府の開発振興策
・欧州の企業の動向
<プログラム6>(16:00−17:00)
「環境問題とエレクトロニクス市場」
講師: 金澤 洋平 氏
日興シティグループ証券株式会社 調査本部・株式調査部 ディレクター
・ポスト京都議定書の枠組み作りが始まる中、環境産業がエレクトロニクス市場に与える影響の考察
・特に主要エレクトロニクス部品の事業戦略を中心に分析
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